空き家を維持することのリスク。そして2024年4月1日からは
こんにちは。日本住販の田村です。私は京都市左京区に住んでいるのですが、私の家から歩いて1分かからないくらいの範囲にも空き家が2軒あります。
この状況に慣れていましたが、不動産に関わる仕事をしてから、空き家が多いことに改めて気づきました。
京都市は主な政令指定都市(11都市)の中で一番空き家の割合が高いです。
空き家は維持していくことにお金と労力がかかります。
例えば意外と知られていませんが、空家の火災、空家にゴミを投かんされる、
樹木が生えてしまって近隣の迷惑になっている、
台風などが来た時に屋根や、トタンなどが飛んでしまい近隣とのトラブルになる
などなど様々な物的リスクがあります。
金銭面で言いますと、
固定資産税のお支払い、都市計画税(市街化区域に指定されている場合)のお支払い、京都市で2026年から導入される見通しとなっている空家税などがございますが、
その他にも、
・水道・電気等が使える状態にされている場合はその光熱費の基本料金
・火災・地震保険に入って居る場合はその保険料
・補修費用
住んでいなくても、否、住んでいないため尚更、建物の劣化が早く進みます。
外壁・屋根・柱など知らず知らずのうちに傷んできます。住んでいなくても所有している限り補修費用は必要になってきます。
2015年の「空き家等対策の推進に関する特別措置法」の施行により、空き家への対策が強化され、もし特定空き家に指定されたら「住宅用地の特例措置」の対象から除外されます(=固定資産税の優遇措置が適用されなくなる)
そのため、固定資産税が最大6倍になる場合もあります。
そして、意外と知られていないもう一つの大きなリスクがあります。
それは2024年4月1日に施行されます相続登記義務化です。
今迄は相続が発生している場合でも相続人への登記の義務化はされていなかった為に放置されているのが現状ではありましたが、義務化されますと、売り物件の件数がかなり増えると思われます。
つまり売れるお値段は下がる可能性が非常に高くなります。
弊社を利用して不動産売却をされた方の中には、「もっと早く売ればよかった」とおっしゃる方がよくいらっしゃいます。
残念ながら年月が経てば経つほどお家の資産価値は下がります。
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