建ぺい率・容積率オーバーのお家
こんにちは、日本住販の事務の田村です。
まだあと少し残暑は続きそうですが、まもなく秋到来ですね。
秋は、物件を見て回るのに動きやすい季節です♪
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私は不動産に関わるお仕事を始めてまだ日が浅いのですが、
空き家を売却あるいは住み替えをご検討の方に
日々の仕事を通じて知った中で少しでもお役に立てそうなことをお伝えしていけたらと思います。
宜しくお願い致します。
仕事上、日々オンライン上で数々の物件と出会います。
例えばこんな物件。
中古一戸建て
間取り3LDK。延べ床面積が広くて、10年前に内装リフォーム履歴があり、システムキッチン・ユニットバス・温水洗浄便座トイレなどの設備
最寄り駅徒歩10分
この物件が、この条件、この場所の相場よりかなり安いと思いました。
なぜ相場よりかなり安いのかな?とまだ不動産に関わって日が浅い私は疑問に思いました。
こちらのサイトに来られる方はその理由が何点か浮かぶかと思うのですが…
この物件は、建ぺい率・容積率をオーバーしていました。
建ぺい率…敷地に家を建てられる面積の割合 容積率……敷地面積に対する延床面積の割合 例)50㎡の土地、建ぺい率60%、容積率200%の場合 建物に使える敷地…30㎡ 延床面積…100㎡ 詳しくは、当サイトのこちらで→健ぺい率?容積率?家を建てる時の制限を解説します!|京都市近郊の不動産売却・買取なら「CENTURY21 日本住販」 (kyotobaikyaku.com) |
私が驚いたのは、建ぺい率・容積率をオーバーしているお家は、購入の際に金融機関の住宅ローンの審査が厳しい、という現実です。
住宅ローンが利用できなければ購入しづらいです。キャッシュで購入せざるを得ません。
あともう一つ。
もしも、改築・建て替えをする際には現行の建築基準に合わせる必要があるので、建て替え前より狭くなります。
以上の理由から、相場より低い価格設定にしないと購入者が見つかりにくいです。
(キャッシュで購入できる、建て替えない状態で住み続けるという方にとってはお得な物件とも言えます)
実際、建ぺい率・容積率をオーバーしているお家というのは少なくありません。
「建築当初はその時の基準を満たしていたけど、法改正などによって、現行法では基準を満たさなくなってしまった」ということは、その建築物が古ければ古いほど起こりうることだからです。
上記の物件も、建築・完成時には合法的に建てられていたのですが、その後の法令の改正によって、現行法では建ぺい率・容積率をオーバーしていました。
今、こちらを見てくださっている方の中にも売却したいけど
「建蔽率をオーバーしてるかもなぁ…なんかめんどくさい、こういう家を不動産屋は引き受けてくれるんだろうか…いやな顔されへんかなぁ」と二の足を踏んでらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、建ぺい率・容積率がオーバーしていても売却できます。法に触れることはなく問題ありません。
好条件ではない物件(ex.リフォームしていない、駅・買い物施設が近くない、狭い等)でも、ためらわずに一度お声がけください。
お待ちしております。
余談ですが、自分好みに自分でリフォームしたいがため、あえてリフォームをしていないお家をお求めの方もいらっしゃいます。
弊社はリノベ不動産とタッグを組んで業務をしております。ご興味のある方はこちらもどうぞ
リノベ不動産|京都東寺店 今までにないワクワクを (renovefudosan-nihonjyuhan.com)
電話番号0120-830-369
営業時間/9:30~18:30
定休日/火曜日、水曜日
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